大江戸徒然日記

大都会でありながら、未だに人情ある東京の下町生活をお伝えする江戸っ子若女将の日記です。

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ガミラス発見?!隣のデスラーさん

12月21日冬至

隅田川からの川風も吹きすさぶ中、陽だまりの眩しさに目を細めながら、冬至のこの日に女将が訪れましたのはタイムドーム明石
中央区明石町は聖路加ガーデンのすぐ足元に位置する中央区立郷土天文館。
2005年オープンのまだ真新しく感じる建物は慶応義塾大学発祥の地に隣り合い、芥川龍之介の生誕地、赤穂藩の築地鉄砲洲屋敷跡、明治学院発祥地に女子学院発祥の地・・・といった数限りない史跡に囲まれ、知的好奇心を満たすに相応しい地のようでございます。

この日に目指しましたのは区の郷土資料展示室と併設されたプラネタリウム。

プラネタリウムと申しますと懐かしいのは渋谷駅前の東急プラザにございました大きなプラネタリウム。確か五島プラネタリウムと申しましたでしょうか。
小学校時代の社会科見学で銀座線に揺られて通ったり、家族で日曜に出掛けたり、大学生ともなった頃にはデートスポットの一つとしても有名な馴染み深かった存在で、無くなってしまったのは残念に感じたものでございました。

明石タイムドームのプラネタリウムは五島プラネタリウムに比べ、収容人数も100名以下の小さな小さなプラネタリウムではございますが、身近にこうした公共施設があるのは有り難いものでございますね。
あまり沢山の星を見る事のできない東京におりますので、プラネタリウムは楽しいスポット。

さほど天文学に明るい女将ではございませんが、高松の他、旅行に出かける折には必ず星座早見盤を持参して各地の夜を楽しんでおります。
また、冬ともなれば些少は見える星も増えますので、時に達磨の様に着込んでニットの帽子を目深に被ってこっそりと玄関を抜け出し、早見盤を片手に中央大橋や永代橋の上で首が疲れるまでボケッと星の動向を観察したりも致します。
視界の開ける大きな橋の上は、ライトアップされたそのものの灯りが邪魔ではあるものの、見渡せる川幅分は低いところに建物の明かりがないため星が見易く、明るい大きな道路上で交番もたもとにございますので暗がりよりずっと安全に思っております。
夜の橋の不審者はいまやお巡りさんとも顔馴染みで、「また来たの?」「今日は何が見えるの?」と声をかけられる仲にもなりました。

余談ながら女将は月間天文ガイド編集の星座早見盤をこの数年愛用しておりますが、使用方法は変わらないものの最近の星座早見盤は小学校時代に配られたものよりもずっと進化しているのですよ。
月の満ち欠けも分かったり蛍光塗料が塗られ暗いところでも使用に不都合がないように工夫されたりしております。
大きな書店ならば2000円前後で何種類かの星座早見盤が用意されていることと存じますよ。

さて、一年で一番夜の長いこの日。
当日の夜の星空の案内とともに明石タイムドーム開催の特別プログラムは「金星」
ちょうど前日の夕方に「一番星だ!」と我が家の二年生が指差した我らが地球の兄弟星。

大きさも地球によく似た金星は、太陽と月の次に一番明るく大きな地球のお隣りさん。
英語ではヴィーナス、日本では古くから「明けの明星・宵の明星」と呼び慣わされてきた惑星です。
調査によりその表面に岩がゴロゴロと転がる様子も撮影されておりますが、表面温度は500度を超え、取り囲む空気の9割以上が二酸化炭素。
更にその空には濃硫酸の雲が浮かんでおります。

酸素の少ない高温の地上に硫酸の雨の兄弟星・・・まるで温暖化の進んでしまった地球の姿をみせられるような・・と思いながら頭を過ぎってしまったのは・・・「ガミラス?」という発想。
水の星地球が「イスカンダル」、金星は「ガミラス」のモデルだったのかしらん、するとデスラー総統はお隣さん!?

今頃に知る松本零士 先生の深慮遠謀に、ガイドさんのアナウンスに静かに耳を傾ける館内とは裏腹に頭の中ではBGMにささきいさお氏の美声が響いておりました。
望遠鏡で覗いた映像などが映写されますと古代君の「ターゲットスコープ、オープン」の声まで聞こえて来る始末です。

太陽系の第二惑星であり地球と太陽の間で公転する金星は明るく大きく見える星ですが、その輝きはもちろん太陽の光を照り返しての輝きでございますので、望遠鏡で覗くと月のように満ち欠けをしているそうでございますよ。
地球よりも太陽から遠い星のようにまんまるく光った様子を見る事はできない訳ですね。

またその向こう隣りで最も太陽に近い水星は、その公転距離の短さに滅多に肉眼で見る事のできない惑星ですが年明けの1月3日の早い時間帯に西の空の低い位置に見えるそうです。
東京だと無理、かな?見えるといいですね。

この日の日没は午後4時30分頃。
宵の明星「金星」が姿を現す頃には、西にはまだ夏の星座の白鳥座を見る事もでき、時間の経過とともにシリウスの輝くおおいぬ座やペテルギウスのオリオン座、プロキオンの子犬座が冬の大三角を形成する星空。
スバル(プレアデス星団)や仲良しのカストル・ポルックスを従えた双子座も天空を行き過ぎ、明け方近くは東から春の星座がやってくる長い長い夜。

お天気に恵まれて空気の澄んだ冬至の夜は一年で一番賑やかな星空を楽しむことのできる長い夜でもございました。

さて、ゆず湯に入って暖まらなくちゃ!




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この記事に対するコメント


冬至もあっという間でしたね。
【2008/12/23 19:49】 URL | voyagerおさむ。 #- [ 編集]

良い事聞きました!
星座早見盤も進化してるんですね。
蛍光塗料は良さそうだなぁ。
何しろ やっと目が夜空に慣れても 
星座早見盤にライトを照らした瞬間にパー。
結局星座の特定を 諦めていたもので(笑)

【2008/12/24 01:03】 URL | ニコ #jH58kTBI [ 編集]


ゆず湯は入られましたか?
我が家も一日遅れでゆず湯に入りました。
いい香りが気持ちをホッとさせてくれました。
【2008/12/24 08:41】 URL | ロング #T61DVtR6 [ 編集]

プラネタリウム・・・
本当にきらきら きれいですょね。
そんな素敵な所が近くにあるっていいですね。
大学・・・発祥の地、意外なって思ったけど、出発点はそんな歴史の地にあるんでしょうね♪
【2008/12/28 06:56】 URL | sunavi #- [ 編集]

皆様、コメントをいただきまして、本当にありがとうございます。
>voyagerおさむ。さん、こんばんは
本当にあっという間に年も明けてしまいました。
本年もよろしくお願い致します。

>ニコさん、こんばんは
早見盤の写真を載せてご紹介すれば良かったですね。
行く先々のお山でも是非お楽しみになって下さいませ、随分と便利になっておりますよ。

>ロングさん、こんばんは
実のところ、肌が弱く沁みてしまうので最後に薄まった頃にゆず湯に入りました。
風物詩の香りに季節を感じるのは楽しいですね。

>sunaviさん、こんばんは
江戸城に近いせいでしょうか、中央区には大学を始め学校の発祥地が実に多いのです。
写真を集めておいおいご紹介するのも面白いかもしれないですね。
【2009/01/01 02:16】 URL | 江戸っ子若女将 #- [ 編集]


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江戸っ子若女将

Author:江戸っ子若女将
東京生まれの東京育ち
 平成の江戸っ子

最近ネイルに凝っています

趣味の盆踊りのため夏中浴衣で過ごし,冬はラグビー観戦,春からはF1を楽しむ他、お能・歌舞伎・クラシックや相撲,オペラ鑑賞にとお江戸を跳び回る一年。
アメリカドラマ好き
実はゲーマー
歴史好きの城マニア
城址・古戦場めぐりが生き甲斐

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