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大江戸徒然日記

大都会でありながら、未だに人情ある東京の下町生活をお伝えする江戸っ子若女将の日記です。

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住吉神社例大祭 二日目 八角神輿出発!~後編

お昼を過ぎますと黒木鳥居前に行列が並び、宮神輿である「八角神輿」は御旅所への渡御。
    佃から御旅所へ 佃から御旅所へ2
黒木鳥居を潜っていざ月島へ佃から御旅所へ3

もんじゃで有名なあの月島の仲通り商店街に続く道を木遣りを先頭に行列が渡って行くのです。

炎天下に木遣りが響きます佃から御旅所へ4
佃から御旅所へ5 佃から御旅所へ6 佃から御旅所へ7 神主さんはオープンカー

これらの写真では上手く写っていなかったのですが、佃の沿道ではあちこちで黒縁の額に入った写真が掲げられており、本祭りを待たずに亡くなった故人とご家族が一緒に宮神輿を見送っておられました。
いかに佃の人々にとってこのお祭りが特別なものかを物語る光景でございます。 

         西仲通り入り口
佃大橋から続く大通りを渡り月島に入りますと、沿道からは大きな拍手、歓声が響き渡り八角神輿を迎える月島の人々の笑顔が溢れ、一気に活気を増して行きました。

炎天下の行列に付き従いながら、女将は何をしていたかと申しますと、手にしたカチワリ氷を木遣りや神輿を担ぐ佃衆、世話人など行列の皆様の口に放り込んでおりました。

「御旅所」と初めから申し上げておりましたが、御旅所とは宮神輿である八角神輿のお仮屋のようなもの。
本日はこのまま勝どきまで運ばれ、お神輿はそちらで一晩お泊りをするのです。
三年にたった一度、佃の住吉神社をご不在になる日でございます。

14:30頃御旅所に到着いたしますと、ここで目録のようなものが読み上げられるのですが・・・
その内容は・・・・ 羽○○枚
           鈴○○個・・・となんとお神輿の詳細な状態説明。

明くる日に佃に帰る際には、全て細かく確認が為され、万一、鳳凰の羽の一枚でも無くなっていたら御旅所側で弁償・・・!?と相成る訳です。

その為、と言う訳でもございませんでしょうが、御旅所では一晩中灯が点され、寝ずの番が置かれるのでございます。それも一つの名誉あるお役目でございましょう。

到着した八角神輿は、担ぎ手が佃の衆と入れ替わり、晴海、勝どき、豊海といった各町会を渡御致します。
佃では決まった浴衣の衆(若衆、大若衆、世話人)以外が神輿に手を触れることは許されませんが、渡し終えてからは各町会の半纏を着た担ぎ手さんの出番。
神輿会の方などはこちらでしたら担ぐチャンスがあるのかもしれませんね。

余談ですが、ここで佃の衆の説明を申し上げますと、
今までの写真で佃の衆には三種類の浴衣がある事がお分かりかと存じます。
綿の白地の浴衣が「若衆」、水色の絽の浴衣が「大若衆」、そして緑の絽の浴衣が「世話人」
この写真などをご覧頂きますと獅子頭宮出し6
獅子頭を奪い合う「若衆」、それを補助する「大若衆」、周囲で見守る「世話人」と、その役割と立場がはっきりと分かりますでしょう?
上の行列でも高張り提灯を掲げるのが「若衆」八角神輿を担いでいるのは「大若衆」と「世話人」の皆様です。
若衆から世話人になるには、おおよそ30年の歳月がかかるそうでございますよ。
現在は総勢で120名ほど。そのうち40名ほどが頂点に立つ世話人さんです。

もちろん毎回の本祭りで浴衣の色・柄も変わり毎回新しく作られますので、今回のこの色の浴衣は祭りの前後の一週間ほどの間のみの着用でございます。

仲通りには既に地元の神輿も現れ月島の神輿
八角神輿を迎えた月島から勝どき、晴海、豊海、新佃のエリアは、一泊二日のご滞在の間大いに盛り上がるのでございます。




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テーマ:お祭り - ジャンル:地域情報

この記事に対するコメント

秋の例大祭
こちらも今夜から例大祭です、昼間は老人クラブの運動会へ、4、5、6の三日間我が村には八幡宮、厳島の二つの神社があり、負担が多くて不満だらけで、お祭りも形式的なもので、都会の方がお祭りを楽しんでいますよね、田舎の現実はお祭りより日々の生活の方に気持ちが向いているからでしょう、否応なく付き合ってる・・そんな感じですから盛り上がりもいまひとつです、もう一つの神社、厳島神社(広島のではありません)先日境内の紅葉を切り倒したところですが、このお祭りが今月の、20、21、22の三日間です、此方は21日にお祭りするだけでおわりです。
【2008/10/04 06:54】 URL | 会長 #Tr5P94Vg [ 編集]


自分の地域の伝統を皆が愛しているというのは、素晴らしいですね。
【2008/10/04 08:11】 URL | 土佐林日記 #- [ 編集]

こんにちわ^^
v-398気迫や熱気がよくつたわりますね~読みごたえ充分でしたv-353v-141ぽちv-266
【2008/10/04 17:20】 URL | なお #- [ 編集]


それにしても、義理人情のありそうな江戸っ子の方々が、まだたくさんいるんですね。
写真から皆さんの人柄が伝わってきます。
【2008/10/04 20:14】 URL | 勝海舟 #- [ 編集]

日本に生まれてよかったッー
いいですね~。
伝統を守り続けていくこと。
活気があっていいです。
【2008/10/04 20:15】 URL | まるとみ #- [ 編集]

お疲れさまでござんした
足跡ぺたり
ブログらんきんぐは、いろいろきちんと読んでからポチッとするなり。
と、思ってたけど力の入った記事に感動したのでサクッとポチッとしていくなり。

次は鰻の記事に期待。
【2008/10/04 22:03】 URL | ことぶき恵 #hkjhWKO2 [ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/10/05 01:23】 | # [ 編集]

コメント有難うございました。
>会長さん、おはようございます。
都会であっても地域差はございましょうが、お祭り好きな江戸っ子のこと、お囃子を聴くと血が騒いでしまうのは下町で生まれ育った我々の性情のようでございます。
誤解のないように申し上げておきますが、こちらのお祭りの報告は8月のものでございます。
本年は本祭りが続き、掲載が遅れてしまっていた佃のお祭りを取り急ぎお伝えしております。

>とささん、おはようございます。
下町の江戸っ子のDNAにはお祭り因子が刷り込まれているようですね。
中でも佃は土地の文化に特別の思い入れのある地域のように感じております。

>なおさん、おはようございます。
いつも応援ありがとうございます。
地元だからこそお伝えできる事柄を盛り込んでみたつもりですが、お楽しみ頂けたようで幸いです。

>勝海舟さん、おはようございます。
ふふふ、そうですね。お察しの通りです。
良くも悪しくも「どっこい生きてる江戸っ子」です。

>まるとみさん、おはようございます。
日本に生まれて、お江戸に生まれて、故郷に生まれて良かったと誇りを持って実感できる人でありたいものですね。

>ことぶき恵さん、初めまして
早速の訪問、ありがとうございます。
「鰻」ですね、リクエストにお答えして更新致しましょう!

【2008/10/05 05:57】 URL | 江戸っ子若女将 #- [ 編集]


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プロフィール

江戸っ子若女将

Author:江戸っ子若女将
東京生まれの東京育ち
 平成の江戸っ子

最近ネイルに凝っています

趣味の盆踊りのため夏中浴衣で過ごし,冬はラグビー観戦,春からはF1を楽しむ他、お能・歌舞伎・クラシックや相撲,オペラ鑑賞にとお江戸を跳び回る一年。
アメリカドラマ好き
実はゲーマー
歴史好きの城マニア
城址・古戦場めぐりが生き甲斐

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