大江戸徒然日記

大都会でありながら、未だに人情ある東京の下町生活をお伝えする江戸っ子若女将の日記です。

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女将の幸せのレシピ

啓蟄を過ぎたと思っているうちに春分を迎え、連休も明けると三月ももはや終わりが近づいていることに心付かされます。
今週末からは待ちに待ったF1も開幕ですね。
一ヶ月近くご無沙汰をしておりました女将がまずはお伝えいたしますのは、何故か声が掛かりお呼び出しを受けることの続いた今週の月曜日のお話。

本年度のホワイトデーが土曜日に当たっていたため、休み明けに立て続きに女将が頂きましたのはこちらの品々。
       ホワイトデー2009
有難くも賢くもいかにも女将の好みというものをご理解頂いている様で、苦手の洋菓子よりも和菓子が中心の贈り物でございました。

「虎屋とたねやがなくては生きていけん」と女将に豪語させるご存知虎屋の羊羹
その重さとお値段から「虎屋をくれる人はいい人だ~」と、うっかりニヤリとさせられてしまう女将の幸せレシピ。
       ご存知虎屋
中でもお気に入りはやはり「おもかげ」と名付けられた虎屋を代表するお品。
黒砂糖のたっぷりと練りこまれた風味が堪らない魅力でございます。

そして気になりましたのが、こちらの白い鯛焼き
真っ白なその皮には焦げ目もなく、見慣れた鯛焼きとは趣きを異にするその姿。
その上、驚いたことにちょっとつまんだだけでこのようにグニャリと背骨の抜けた烏賊よりも柔らかくイナバウアー並みの反り返しをする不思議な鯛焼き。
       白い鯛焼き
頂いてみましたら、どうやら白玉粉仕様の鯛焼きのようで、大宰府で頂いた「梅が枝餅」に似た歯ごたえでございました。
中の餡もお汁粉のように緩いもので甘さの勝ったフルボディの元来の鯛焼きに比べて、飽きずにいくつも食べてしまいそうなお味でございました。

そしてこちら!
そのインパクトに勝るものなしと言えるその名は切腹最中
       切腹最中
東京都港区新橋は新正堂なる御菓子司のお品でございます。
包装紙のデザインでお気付きのように、忠臣蔵に由来したこの御菓子。
実はこの新正堂さんは浅野内匠頭が切腹なさいました田村右京太夫屋敷跡にございます。

包装の巻き紙には
当店は、切腹がなされた田村右京太夫屋敷後に存する和菓子店として、この「忠臣蔵」にまつわる数々の語り草が皆様の口の端に上がればという思いを込めて、最中にたっぷりの餡を込めて切腹させてみました」と。
さらには「「風さそう 花よりもなほ我はまた 春の名残をいかにとかせん」の内匠頭の辞世の句とともに、本品が話の花を咲かせるよすがともなれば・・・」との御口上。

       切腹?!最中
たっぷりと盛り込まれた餡が最中の片側の口を開け、こぼれだしそうな様子をお伝えしようとアップで写真を撮ってみたのですが、どうしたことか何度試しても画像がこのように崩れてしまいます。
切腹の名に相応しい成り行きなのでしょうか。
これはこれで面白い?とこのままアップさせて頂きましたが如何なものでございましょう?

少なくとも新正堂さんの目指す境地には達しているようでございますね。

お味ですか?これが美味しいのですよ。
たっぷりとした餡子に迫力を感じますが、中は大きな求肥がほとんどを占め、パリッとした皮は香ばしく手にするとズシリとした重さには反するような軽さでございました。




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テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記

銀座で北海道

慌しく過ごしておりました連休の間。
ちょっと立ち寄った銀座は平日に比べて大いなる人出!
女将が人波を掻き分けるようにして伺いましたのは、やはり大変な混雑振りでございました、松屋銀座で開催しておりました「GINZAの北海道展」でございます。

まずはご近所で美味しかったと評判のこちら
ソフトクリーム ソフトクリーム2

お分かりになりますでしょうか?コーンはこのように
一つずつ手焼きでございました。コーンは手焼きで
極薄にパリパリに焼き上げたコーンは今までにない美味しさで、ちょっとした感動でございました。

北海道だけあって他にも美味しそうな物産が集まっております。
お馴染みの六花亭にロイズのチョコレート
 六花亭 ロイズ
蟹に昆布にシシャモ
かに こんぶ ししゃも
ソーセージにホッケ
ソーセージ ほっけ

食いしん坊の女将にはまるで天国のような空間でございます。
そして目に付きました物は、と申しますと
まずは「好みの太さで食べるうどん」切っていないおうどんがくるくると巻かれております。
くるくるうどん

珍しい北海道のお米に、焼きたてのジャガイモ餅
北海道のお米 おじゃがもち 

ホタテの形はマドレーヌではなくホタテの丸ごと入ったさつま揚げ
そしてパッケージも懐かしい卵ボーロ
ほたて揚げ ボーロ

あちらこちらの蟹やいくらが山ほど入ったお弁当や、コロッケサンド、話題の生キャラメルなぞは写真も取れない混雑振りでございました。

流石は食材の宝庫北海道!
美味しい物を求める方々でごった返すGINZAは戦場でございました。




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テーマ:東京都 中央区 - ジャンル:地域情報

歌舞伎帰りのバランス栄養食~昔ハイカラ、今は懐かしの~

話題が前後してしまいますが、11月に入ってしまう前にこれまでに頂いた質問、リクエストにできるだけお答えさせていただきたく存じております。

まずは本日は「女将さん、歌舞伎の後のお食事は?」にお答え申し上げましょう。

歌舞伎を観賞致しましてからは少々肌寒い日でございましたので久し振りに暖簾をくぐることにいたしましたのがこちらのお店。

 銀の塔お蔵を改造した建物が目印のご存知「銀の塔」銀の塔2入り口アップはこちら。

女将が子供の頃と変わらぬ外観で歌舞伎座脇に鎮座ましますシチューのお店でございます。

「銀の塔」とは初代が修行先のフランスは「トゥール・ダルジャン」のお名前をそのまま日本語に訳したものだそうでございます。
店内は以前は畳敷きでこあがりばかりの内装だったように記憶しているのですが、一部は改装も有り、大正ロマン風のテーブル席もございます。

今回は入り口すぐの一階のこあがり席へご案内頂き、小さな座布団もちゃぶ台のようなテーブルも変わらぬ雰囲気に満足の女将でございました。

こちらではメニューはシチューとグラタンのみ。両方を味わえるセットもございます。
生まれて三十数年、何度通ったか分からぬお店ですが、実は女将は未だにグラタンを頂いたことがございません。
次回こそは!と毎回心に刻むのですが、今回もやはりシチューにしてしまいました。

お茶碗に盛られた白いご飯と、切干大根やヒジキといったお惣菜が運ばれてから待つ事数分。お待ちかねのシチューはこちら
        銀の塔のミックスシチュー2
グツグツと音を立てて土鍋に煮立つシチューは跳ねる事もあり、子供の頃はテーブルに並べられる間は手を膝の上に隠して緊張して待ったものでございました。
この緊張感は今も変わらぬものでございます。

        銀の塔のミックスシチュー
こちらで一人前のミックスシチュー、2,500円也。

お茶碗を片手にレンゲで頂くスタイルも、添えられた糠漬けも変わらぬ和風シチュー。
お味もお醤油かお味噌が隠し味になっているのか、昔ながらの和製シチュー。
お箸で切れる煮込まれたお肉と、土鍋の余熱で食べごろを迎えるお野菜。

銀の塔はやはり「トゥール・ダルジャン」ではなく、何もかもが日本の「銀の塔」でございます。

小鉢も入れて30品目。歌舞伎座帰りのバランス栄養食で心も体もホカホカの一夜でございました。




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テーマ:東京都 中央区 - ジャンル:地域情報

日本酒レベルは初級です

頭痛に苛まれておりまして、更新の時刻が遅れてしまいました。

と申しますのも、女将が本日出掛けておりましたのは新宿の京王プラザホテルで例年開催されるこちら日本名門酒会主催の「日本酒天国 東京大試飲会」でございます。
日本酒天国

日本全国から52の蔵元さんが集まり、自慢のお酒の数々を一度に何種類も試飲させて頂けるとあって、チケットは例年発売当日に売切れてしまう人気のイベントでございます。

女将はご承知の通り「ほとんど下戸」に近い若輩者なのですが、唯一口にできる日本酒の魅力と、一緒に味わえる「各地の蔵元の選んだ酒の肴」を楽しみに毎年足を運ばせて頂いております。
おっと、もう一つ、魅力なのがこちらです
今半のお弁当 お酒の手帳
おツマミになりそうなおかずを中心とした今半のお弁当。
一箇所だけ空けられたスペースにはMYお猪口を入れ、会場を徘徊致します。
そして首から提げているのは「お酒の手帳」
表紙の文字が逆さになっておりますが、これは首から提げた本人が見るには使い易い配慮。
各蔵元のお酒の情報を参考にしながら、中には熱心にメモを取りながら、二時間の遊興に耽る訳でございます。

会場は例年は大きなホールを使っているのですが、今年はエリア毎に別れた宴会場を渡り歩きました。
会場1
会場2

そして心使いが有難いのが
足元にはビニール これは? 給水所
宴会場の絨毯にはビニールが敷かれ、あちこちに飲みきれないお酒を捨てるタンク、給水場も沢山設けられて、度を越さないよう工夫されております。

お酒好きさんの集まる場ですが皆さんとても紳士的で、迷惑な酔っ払いさん等には全くお目にかかることもございません。
知らない者同士でも「好き者同士」の集まりですから、和気藹々とした雰囲気で会話を楽しみお酒を楽しんでおります。

本当にお酒に弱い女将ですので場違いではあるのですが、毎回舐める程度に試飲させて頂き楽しんで参ります。

お酒は日本酒しか口にできず、「ひやおろし」には興味がなく、端麗辛口よりもガツンとパンチのあるお酒を好む女将。
他人様からは「かなりの大酒呑みの素養あり」と言われてしまうのですが、実際は一合が限度のオマメさんです。

そんな女将が本日会場で見つけた気に入りの一品はこちら
イチオシ!愛媛県は梅錦さんの「究極の酒」。一升一万円の贅沢品でした。
「今日一番のお気に入りです」と申し上げましたら、蔵元さんが着ていた梅柄の法被を女将に着せ掛けて記念撮影をして下さいました。
少々酔いが回り顔が浮腫んでいる女将でございますが、嬉しかったので載せてしまいます。

それからこちら、鹿の角のカチューシャのおじ様がお勧めくださった
春鹿の鹿さん奈良県は春鹿さんの「微発泡純米 ときめき」
軽いシャンパンのような味わいで、かぼすやわさびを加えて頂くのもなかなかでございました。

即販のコーナーも売り切れ続出で賑わい、あっという間の二時間。
ついつい楽しさに釣られて懲りずに今年も頭を抱えての帰り道になってしまいました。




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テーマ:日本酒 - ジャンル:グルメ

夢見る頃を過ぎても ~鰻の夢~

春夏秋冬を通じて、疲れを感じると「鰻」に自然と手が伸びてしまう女将でございます。

江戸っ子には「鰻好き」は多いようですが、我ながら毎度毎度バテ気味の際に沸く食欲に驚きつつも、江戸前のフワリと蒸し上がった鰻の蕩ける旨さに舌鼓を打っております。

秋晴れの本日は、実は女将の母校の文化祭の一日でございました。
この2年程、足が遠のいていたのですが、元校長先生(現理事長先生)から頂いたお手紙の「新校舎が一部出来上がっているので是非お出でなさい」との一説に興味を惹かれ、懐かしい仲間と訪ねる事に致しました。

新旧の校舎混合の状態を懐かしんだり驚いたりしつつ楽しんだ後、我々が向かいましたのが一口坂にございます鰻のお店。

学生時代は「大人」のお店、通学路にあるとは言え、まさかに女子高生が学校帰りに立ち寄るはずもなく、プーンと匂う魅惑の香りにゴクリと唾を飲み込みながら、いつも後ろ髪を惹かれ空腹感を抱えて家路を急いだ覚えがございます。

学校帰りのせいか、ちょっぴり緊張感を覚えながらものれんを潜りますと、セピア色の歌舞伎の写真が飾られた入り口の、番台のようなお席に番頭よろしく鎮座していらした小太りのおじ様の「いらっしゃ~い!」の威勢のよい声に背中を押され店内へ。
「阿づ満や」阿づ満や

あの日に夢見た鰻に肝吸いまで付けて、あづまやの鰻

どどーんといきましょう!
あづまやの鰻2

お酒が苦手な女将以外は昼間からビールまで頂き、夢の適った瞬間に久し振りの再会に乾杯。

こうして伺うまで存じませんでしたが、こちらは250年続く由緒ある鰻屋さんでございました。

入り口で「いらっしゃい!」と声を張っていたおじ様は、なんと元歌舞伎役者さん。
家業を継ぐために歌舞伎の世界から足を洗ったのだと帰り掛けにお話を伺いましたが、壁に掛かるお写真はなんとご本人様のものでございました。
他にもお写真を拝見二代目中村吉之助奥にいらっしゃるのがご本人。
優美な女形姿に溜息しつつ、暫し歌舞伎の薀蓄を伺いながら心の中で「小太りのおじ様」などと申し上げた失礼をお詫び申し上げる女将でございました。

美味しく贅沢なお昼を楽しみ、思いもよらぬ出会いを経験いたしました。

大人になってこの店を訪れる事の出来る日がやってくるとは、ついぞ想像だにしておりませんでしたが、夢見る頃を過ぎた女将世代は気付いたら夢を現実のものにする事ができる大人になっておりました。

お近くには
シェ・シーマ さかぐち
「銀座の石畳」という生チョコレートで有名な洋菓子の「シェ・シーマ」
そして六角形のロゴがお馴染みのおかきの「さかぐち」

敷居が高く感じられていたこうした憧れの名店にも、臆することなく立ち入る事が出来るようにもなりました。

夢が適った満足感の裏側に、夢を失くしたほろ苦さを同時に感じつつ。
過ぎ去った懐かしい学生時代を愛しみながらも、ついこの間のように思える時代が本当にすっかり過去の事になってしまった事実を今更に噛み締めつつ。
それでも大人だからこそ得る事のできた出会いと経験に、ちょっぴりホッとしながら、懐かしくも新鮮な九段の街を後にする午後でございました。




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プロフィール

江戸っ子若女将

Author:江戸っ子若女将
東京生まれの東京育ち
 平成の江戸っ子

最近ネイルに凝っています

趣味の盆踊りのため夏中浴衣で過ごし,冬はラグビー観戦,春からはF1を楽しむ他、お能・歌舞伎・クラシックや相撲,オペラ鑑賞にとお江戸を跳び回る一年。
アメリカドラマ好き
実はゲーマー
歴史好きの城マニア
城址・古戦場めぐりが生き甲斐

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